02月14日の土曜日に品川で開かれたセキュリティ・キャンプ・フォーラム2015に行ってきました。
本当は、13日に兵庫県立大学院でセキュリティ体験講座を受けてから行く予定だったのですが、夜行バスの時間を間違えてしまい、体験講座の方はVODで諦めるということにしました。
さて、フォーラムは、前半はキャンプ卒業生、協賛企業、政府からのメッセージなどでした。
キャンプ卒業生で起業をした人など、面白い 話を聞くことができて参考になりました。企業の方からは、企業内でのセキュリティ部門はどのような働きをするかなど、実際の現場について説明してもらいました。政府からは、セキュリティ人材の不足や、省庁のセキュリティの実情などが話されました。午前の話は個人的には将来に関わる内容が多かったです。
午後は、CTF、XSS、VM/カーネルを受けました。CTFはネットで開催しているものを除き初めてだったので、本当に短い時間とはいえ、わくわくしました。問題はリバースエンジニアリングのもので、出題者は簡単簡単と言うものの、結局時間内に解けたのは1人だけのようでした。リバースエンジニアリングは苦手分野でありながら、問題のファイルが環境変数を使っていることなど内部の動作がそこそこ分かったので、ほんのちょっと自信が付きました。ASCIIがたくさんあるところを探したのですが、結局"Flag:"の部分しか出てきませんでした。(そんな簡単なわけあるか。)
Shibuya XSSでは、最新のXSS事情や、XSSから少し離れたweb系の面白い話、また実際に攻撃から守る仕事をした人の話など、XSSだけでなく色々なことが聞けました。Web系の脆弱性には割と興味があって以前から勉強していたので、知らないことがたくさん知れてよかったです。
VM/カーネルは私には少し難しかったようにも思えます。始めにロボット関連のセキュリティの話があり、パソコン以外のデバイスのセキュリティも勉強してみようかなという気になりました。SECCONの決勝戦でサーバーを管理している方の話は、なんとなく分かったような感じです。やっぱりSECCONともなると、運営も高度な技術を求められるようです。VMの話では、VMを検出するマルウェアや、新しいマルウェア解析のアプローチなど低レイヤーの話をされました。私ができるようなことではありませんが、非常に興味深い内容でした。
今回のフォーラムでは、セキュリティやその他もろもろの分野で有名な方の話、また実際にセキュリティに関する実話など貴重な話を聞くことができて、とてもよかったです。
あとキャンプ卒業生は協賛企業からいろいろプレゼントを貰いました。ありがとうございます。
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